iphone/ipod touchを家電用ユニバーサルリモコンにする試みまとめ

iphoneユーザーであれば、家にいても、ちょくちょくiphoneを弄っていると思います。
携帯電話ユーザーは携帯電話でも同じですよね。

まさにiphoneや携帯電話は、生活に一番身近なデバイスです。

対して、今までの生活に一番身近だったデバイスは?

そう、家電製品のリモコンなんです。

考えてみると、このリモコン。
操作する機器ごとにリモコンが分かれていて、非常に面倒だと感じます。

そこで、iphoneや携帯電話をリモコンにしようとしている試みをまとめましました。

既に販売を開始した2製品(Red EYE、airemote)はWi-Fi対応の赤外線信号発信機とiphoneアプリの組み合わせで、値段が$150以上と高く、両社のホームページの更新度合いから見ても、商業的に成功しているとはいえなさそうです。
iphoneに直接ガジェットをくっつける方式は、L5 REMOTEがこれから発売とのことで値段を楽しみに待ちたいです。
ダイワの試みはホームサーバー方式なので、値段の壁があるのと、対応する家電製品が普及しなきゃ使えないので、我々が使うようになるには、まだ遠いように感じました。

複数に分散しているリモコンを1箇所にまとめるだけ、という付加価値以上のものがないと、高いお金を払ってまで買おうとは思わないかも知れませんね。
(赤外線は間に障害物があるとダメですが、Wi-Fiなら大丈夫とか、そんな小さな付加価値でなく)
既に量販店とかで2000円位で学習型マルチリモコンとかありますしね。私は買ったことないんですが、あれ、どうなんですかね?

・Red EYE

https://thinkflood.com/products/redeye/what-is-redeye/

Wifi経由で専用の赤外線デバイスをコントロールする商品。既に発売中で、気になるお値段は188$。うーん、ちょいと高い。けど、欲しい。


・Air Remote

http://www.airremote.com/

エンドウマメ程度のデバイス(下記、写真参照)を家電製品近くに置いて、赤外線通信でコントロールするそうです(他にRS232C通信にも対応)。デバイスの値段は$150。

air remote device

・ダイワハウス 住宅API+ホームサーバー
ダイワハウスが経済産業省の公募事業「平成21年度 スマートハウス実証プロジェクト」の一環にて実証実験。ホームサーバーが必要という点が敷居が高そうに感じました。

http://www.daiwahouse.co.jp/release/20100219101523.html

ダイワハウス スマートホーム

・L5 REMOTE
http://l5remote.com/
2010年2月ローンチとされているiphone/ipod touch用リモコン。
2010のCESで披露されていたそうです。以下はCEOのWade McNary氏のインタビュー。期待して見ていても利用シーンは見えません。
iphone/ipod touchのドックポートに専用のハードウェアを差し込んで利用します。

インタビュームービー


・UiRemote

トロント大学の学生チームが開発したiphone/ipod touch用ユニバーサルリモコンガジェット。
非常に期待していたのですが、2009年2月に開発チームが大人の事情?で情報提供をやめています。

Engajet JAPANの記事

http://blog.iphone-studio.com/2009/01/iphoneuiremote.html

開発チームのブログ
http://uiremote.wordpress.com/

デモムービー

<<追記 3月2日AM03:07>>
こんなのもあるそうです。値段はやはり$150くらい。
http://cotoha.jp/2010/03/iridium-mobile-for-iphone.html

<<追記 3/12 14:23>>UiRemoteのようにiphoneのヘッドフォンジャックに挿入するタイプで普及価格帯のものが出るそうですRedEYEmini。ハテブで220、Twitterが481されてますね。それなりに注目度高い感じ。
http://ipodtouchlab.com/2010/03/redeye-mini-remote-control.html

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