「テレビ見ないアピール」から「テレビに対して冷めている」時代へ

「最近テレビ見てますか?」と質問されたらアナタはどう思うだろうか?
僕が質問する対象者では「いやー最近ほんと見なくなったなぁ」という回答を受け取ることが多い。
というかほぼ100%だ。

いつの間にか「僕はテレビをよく見ていてテレビが好きです」なんていうと、「馬鹿で暇人だ」なんて思われちゃいそうなほど、テレビに対してネガティブな世の中である。

「テレビ見ないアピール」も現代社会においては、もう「アピール」とかでなく「本当に見ていない」=事実を言っているというレベルだ。

では「なんでテレビ見ないんですか?」という質問はどうだろう?
僕が質問したとすれば、質問対象者は僕の職業を皆知っているので口を濁すだろうが、まぁ概ね「もうあんまりテレビに興味ない」というところだろう。

「テレビに対し冷めている」
昔、学生時代の狭い交友関係の中では大好きだった彼女が、社会に出たら途端に野暮ったく感じるように。

まだ「テレビ見ていないアピール」が大衆とは一線を画す差別化要素だったような頃はやりやすかった。
主張の背景にあるのは「テレビを見ている時間なんてない、忙しい俺」、「一般向けの解説レベルには満足しない、優秀な俺」、「テレビは偏向報道や自主規制で面白くない、情報読解能力が高い俺」など、なにかのアピール=自己承認欲求を感じることができた。
なので、「テレビ見ないアピール」をする人の理由を分解して、それぞれに解決策を提示することがテレビ番組の視聴者を増やし、ひいてはテレビ番組を相対的に面白くする手段だと考えていました。
例えばこんな感じ。

■多忙アピール層
彼らの主張:テレビを見る行為は、時間と場所の制約が強く忙しい自分には無理だ。

>ガラポンTVなら全番組が自動で録画されていて、いつでもどこでもスマホやPCで視聴できる。
つまり、どんなに多忙でも視聴できる。というか多忙じゃない人はガラポンTV不要でしょ。

■優秀アピール層
彼らの主張:テレビを見る行為は、投下時間に対する見返り(得られる情報量、質)が一般向けなので低過ぎて非効率だ。
彼らの主張:テレビ番組は面白くない。

>>確かにリアルタイムで垂れ流し視聴していて自分の興味のある番組に当たる確率は低い。テレビ番組表で番組を探して録画して視聴しても大して面白くない番組も多い。
なぜか?それは結局のところ自分の趣味関心にテレビ番組が合致していないからだ。
解決策は検索とソーシャルクチコミ。
ガラポンTVの検索は、全番組録画した膨大な番組の中身を目的のキーワードで字幕検索して頭出し再生することで、自分の興味に合致した番組内の特定の部分を探し当て視聴することができる。
ソーシャルクチコミは、今やインターネットの世界で当たり前のように何かを探す時に参考にするクチコミをテレビ番組にも適用するものだ。レストランや本を選ぶ時、必ず食べログやAmazonのレビューを参考にする。
なぜ参考にするか?サービス提供者側の情報だけを読んでする選択よりも、他のユーザーの実際に利用した感想を参考にしたほうがベターな選択ができると分かっているからだ。
テレビ番組は「放送」という性質上、クチコミが溜まる=放送後には視聴できない。
ところがガラポンTVであれば全番組が自動で録画されているので、放送後にクチコミで評価の確立した自分に合った番組を確実に視聴できる。


しかし2016年末の現在ではアピールとかでなく「本当にテレビに興味がない」という事実を述べる人が増えていると日々感じる。
バズる内容が番組内にあれば、まとめサイトとかで画面をキャプチャ付きで掲載されているので実際の番組を見ずに見た気になれる。テレビ情報を一次ソースとして要点をまとめられているのでテレビ番組を見るよりも効率的だ。ドラマとかお笑いとか必ずしも要点まとめが適さないジャンルにおいても、どんな番組だって大抵ネットを丹念に検索すれば視聴できる。

テレビ受難の時代である。

しかし、僕が思うに今が底だとも思う。
やっぱり一次情報としてテレビには凄い価値があるし、そろそろネット上の情報だけを摂取する危うさを自覚し始める人が増えてくるんじゃないかなぁ。

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